第一回 認定審査報告
日本歯科矯正医認定機構(JBO)第一回認定審査報告(12月分)
日本歯科矯正医認定機構(JBO)の第一回認定審査(12月分)が、2004年12月9日(木)午前7時30分から午後5時までラディソン都ホテル東京にて行われました。
会場となったラディソン都ホテル東京 |
審査を行うにあたり、当機構の広末善久委員、天野憲人委員、宇津照久委員、関康弘副代表委員により、資料(レントゲン写真、顔貌写真、口腔内写真、模型)、トレース(レントゲントレース、トレースの重ね合わせ)の評価が行われました。
審査は審査委員長 である与五沢文夫先生、審査委員である藤田邦彦先生、三瀬 駿二先生があたり、午前中は症例審査、即ち、矯正の診療技術の評価が行われました。午後は口頭試問、即ち、医療人としての臨床に対する姿勢や能力ならびに診査症例の診断や治療技術等の問題点についての質疑や指摘が行われました。
審査にあたる 与五沢文夫 審査委員長 |
三瀬駿二 審査委員 | 藤田邦彦 審査委員 |
審査風景 |
また、第三者委員として日本歯科医師会 常務理事、福岡県歯科医師会副会長 中村直先生と新潟県歯科医師会から派遣された医療管理担当常務理事 渡邊健造先生が出席されました。中村先生には審査症例を熱心にご覧になられ、その上で主として咬合の形態について矯正の立場と補綴(一般歯科)からの御意見を審査委員長と交され、臨床評価の一助とすることができました。
第三者委員として御出席の中村直先生 |
また渡邊先生には面接の際に御同席いただき,審査場での対話をお聞きいただき、また臨床に対する姿勢や能力の評価の一助となるご意見を認定審査委員会に頂きました。
第三者委員 渡邊健造先生に御同席いただいた面接試験 |
認定審査の最終判定は審査委員会に代表委員が加わり、申請者の矯正臨床の技能に基づき総合的に行われました。なお、第三者委員の両先生には矯正医の悩みや立場の一部をご理解いただけたと思っております。また自らの職種をこのような形で追求することが一般歯科界にも必要であるとのご感想を述べておられました。
さらに当日 読売新聞 医療情報部 石塚人生記者、読売新聞 社会保障部 鈴木敦秋記者、クイント新聞 山本恵加氏の取材を受けました。
読売新聞 医療情報部 石塚人生記者による取材風景 |
また、日本矯正歯科協会(JIO)からのき田邦裕専務理事が出席しました。
今回、認定歯科矯正医として認定されました先生方を認定歯科矯正医名簿にて公告いたします。
次回の審査は、2005年3月3日(木)に行われます。